今後の賛同人の拡大にご協力ください。(ニュース№1つづき)

(承前)
(1)「10・8山﨑博昭プロジェクト」の活動記録

◎2014年
3月8日(土)/羽田・弁天橋に、山﨑博昭が卒業した大手前高校と、京都大学の同期生、同窓生を中心に有志が集まり、橋に向かって献花。追悼碑の建設候補地を歩く。2017年をめざして「10・8山﨑博昭プロジェクト」の構想を話し合う。

7月4日(金)/事務局を設置。発起人を確定し、「趣意書」、賛同人を募集する依頼文書の発送を開始。

10月4日(土)/第1回東京講演会「講演と映画の集い 10・8山﨑博昭プロジェクト―50周年まであと3年」を開催(開場12:30、開演13:30。於:品川区立総合区民会館「きゅりあん」6階大会議室)。映画「現認報告書」(小川紳介監督、小川プロダクション1967年制作)上映/講演:山本義隆「私の1960年代―樺美智子・山﨑博昭追悼―」

◎2015年
4月28日(火)この日の日付で、在日ベトナム大使館を通じて「ベトナム日本友好協会」会長宛に、当プロジェクトへの賛同依頼と、50周年記念誌及び追悼碑に向けてのメッセージを依頼する書簡を発送。

6月13日(土)/第2回東京講演会「いのちを考える―戦後を生きて―」(開場13:30 開演14:00。於:学士会館)を開催。講演:最首悟「焦点なき『場』について―『いのち』は『いのち』」/白井聡「3・11以降の『いのち』の問題」

6月25日(木)/この日の日付で、ハノイの「ベトナム日本友好協会」会長から、「10・8山﨑博昭プロジェクト」の賛同人になる旨の通知と、2017年刊行予定の記念誌への(また、山﨑博昭追悼碑に刻む予定の)メッセージが事務局に届く。

8月17日(月)~20日(木)/ベトナム・ホーチミン市の「ベトナム戦争証跡博物館」を、発起人の辻恵、佐々木幹郎が訪問。館長と面談。同博物館での第一次羽田闘争と山﨑博昭をめぐる展示の打ち合わせ。2年後の2017年1月~3月、1960年代から70年代の日本におけるベトナム反戦闘争についての特別企画展を提案される。

10月10日(土)/第3回東京講演会「講演と音楽の夕べ 家族という病・国という病―10・8山﨑博昭プロジェクト―50周年まであと2年」を開催(19:00開場、19:30開演。於:新宿文化センター小ホール)。講演:下重暁子「家族という病・国という病」/詩と音楽の夕べ:音楽と歌/小室等、こむろゆい。詩歌朗読/道浦母都子、佐々木幹郎。

11月7日(土)/第1回大阪講演会「【大阪発】アカンで、日本!―理工系にとっての戦争―」(13:30開場、14:00開演。於:御堂会館南館5階ホール)を開催。講演:山本義隆「日本の科学技術―理工系にとっての戦争―」/白井聡「ネオリベラリズムと反知性主義」

(2) 発起人会議の記録

◎第1回発起人会議 2014年7月4日(金)
◎第2回発起人会議 2014年8月29日(金)
◎第3回発起人会議 2014年11月22日(土)
◎第4回発起人会議 2015年1月31日(土)
◎第5回発起人会議 2015年3月5日(土)
◎第6回発起人会議 2015年4月17日(金)
◎第7回発起人会議 2015年5月29日(金)
◎第8回発起人会議 2015年6月26日(金)
◎第9回発起人会議 2015年7月21日(火)
◎第10回発起人会議 2015年8月28日(金)
◎第11回発起人会議 2015年10月9日(金)
◎第12回発起人会議 2015年11月13日(金)予定

(3)今後の賛同人の拡大をめざして

賛同人と賛同金のさらなる募集と拡大をめざしています。2017年10月まで、あと2年しかなく、モニュメント建立のための土地取得・建設費用、記念誌の刊行費用など、圧倒的に資金が不足しています。どうか賛同人の拡大にご協力ください。
また、本年、ベトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での日本の反戦闘争の歴史の企画展示(期日:2017年1月~3月)が決まりましたが、そのための諸費用が緊急に必要となっています。すでに賛同金をお振り込みくださった方も、いま一度、賛同金を振り込んでいただくことを、切に願っています。

(4)モニュメント建設候補地の進捗状況

当プロジェクト発足当初から、羽田・弁天橋周辺の候補地を数箇所選び、何度も調査、交渉をしてきました。周辺の土地は年々値上がりし、また最適と思えた土地も難題が多く、歴代の住民は土地を手放したがりません。どの候補地も無理な場合は、最終的に、わたしたちの趣旨を深く理解してくださっている、弁天橋近くの寺院の墓地の一角を確保する予定です。

(5)50周年記念誌への寄稿のお願い

2017年10月刊行(編集/三田誠広・佐々木幹郎)予定で、10・8第一次羽田闘争の記録と、山﨑博昭の死因の追及経過報告、当日の闘争参加者へのインタビュー、50年をふり返る手記などで構成します。

◎記念誌への手記、エッセイを公募しています。
◎原稿枚数/400字詰原稿用紙10枚以内(それ以上、長くなる場合はご相談に応じます)。
◎締切り/2017年3月末。投稿原稿の採否決定は、編集委員会から本人に通知します。
◎宛先/10・8山﨑博昭プロジェクト事務局「記念誌担当係」。
◎応募方法/メールでも、原稿郵送でも、どちらでもOKです。ペンネームでも可ですが、
本名を並記し、肩書、住所、連絡先をお書きください。

(6)ホーチミン市「戦争証跡博物館」企画展への展示資料の公募について

博物館に展示するため、1960年代から70年代にかけての、日本でのベトナム反戦闘争に関する、あらゆる闘争の記録資料(写真、雑誌・単行本などの文献)を集めています。安保闘争、羽田闘争だけではなしに、王子野戦病院、三里塚、沖縄など、全国各地、各大学、高校での反戦闘争の記録、及び資料(当時の旗やゼッケン、ビラ、ガリ版印刷機など)、博物館に展示するにふさわしい、目に見える具体的なモノを必要としています。どうぞ、「10・8山﨑博昭プロジェクト」事務局に送付、あるいはご一報ください。

(文責・佐々木幹郎)
(ニュース№1おわり)



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