11月7日(土)に当プロジェクト初の大阪講演会を開催(お知らせ)

※この講演会は、参加予約(座席)、立ち見予約ともに一杯となりましたので、恐れ入りますが、受付を終了しました(11月2日記)。

11月7日(土)に講演会「【大阪発】あかんで、日本!―理工系にとっての戦争―」を開催します。13:30開場、御堂会館(大阪市中央区)です。

この講演会は、2014年に発足した「10・8山﨑博昭プロジェクト」の大阪での最初の講演会です。1967年10月8日に戦争に反対して死んだ山﨑博昭(大阪府立大手前高校卒。当時、京都大学1回生)を追悼し、半世紀後の現在、ますます戦争への道を歩んでいる日本に対して、関西弁で戦争に反対する声を上げたい、関西弁で考え、語りたいという講演会です。

戦前・戦中にかけて、理工系の専門家たちはどのように戦争を迎え、戦後どのように反省したのか、しなかったのか。現在の日本の「科学技術立国」という思想は、戦時下の総力戦体制の中で生まれています。その歴史をふり返り、3・11以降の現在、原発に反対し、戦争に反対するほんとうの声を新たに求めたい。世代を超えて、その展望を見つけるための講演会です。


【大阪発】あかんで、日本!―理工系にとっての戦争―

講師

  • 山本義隆(科学史家、元東大全共闘議長)

「日本の科学技術―理工系にとっての戦争」

  • 白井 聡(政治学者、京都精華大学専任講師)

「ネオリベラリズムと反知性主義」

日時:11月7日(土)13:30開場、14:00開演
場所:御堂会館・南館5階ホール
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
TEL(06)6251-5820(代表)
http://minamimido.jp/mido-kaikan/access.html

アクセス
・地下鉄御堂筋線「本町駅」8号出口南へ200m
・地下鉄中央線「本町駅」13号出口南へ50m

参加費:1500円

【大阪発】あかんで、日本!―理工系にとっての戦争―[チラシ表] 【大阪発】あかんで、日本!―理工系にとっての戦争―[チラシ裏]
イベントチラシ
(クリックして拡大表示)

◎参加ご希望の方は、「参加お申し込み」ページからお願いします。
(11月2日に定員になりましたので、受付を締め切りとさせていただきます。どうもありがとうございます。)


◎本イベントに関するお問合せは、「お問合せ」ページからお願いします。


講師・プロフィール

●山本義隆(やまもと・よしたか)

科学史家。元東大全共闘議長。1941年大阪生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学大学院博士課程中退。現在 学校法人駿台予備学校勤務。著書に、『知性の叛乱』(前衛社、1969)『重力と力学的世界―古典としての古典力学』(現代数学社、1981)『熱学思想の史的展開――熱とエントロピー』(現代数学社、1987:新版、ちくま学芸文庫、全3巻、2008-2009)『古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ』(日本評論社、1997)『解析力学』I・II(共著、朝倉書店、1998)『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003、韓国語訳、2005:パピルス賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞受賞)『一六世紀文化革命』全2巻(みすず書房、2007、韓国語訳、2010)、『福島の原発事故をめぐって─いくつか学び考えたこと』(みすず書房、2011、韓国語訳、2011)、『世界の見方の転換』全3巻(みすず書房、2014)、『原子・原子核・原子力』(岩波書店、2015)ほか。

●白井聡(しらい・さとし)

社会思想史家・政治学者。1977年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程終了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員、文化学園大学助教を経て、京都精華大学専任講師。著書に、『未完のレーニン―「力」の思想を読む』(講談社選書メチエ、2007)、『「物質」の蜂起をめざして―レーニン、〈力〉の思想』(作品社、2010)、『永続敗戦論―戦後日本の核心』(大田出版、2013)、『日本戦後史論』(内田樹×白井聡、徳間書店、2015)など。


主催:10・8山﨑博昭プロジェクト大阪事務局
連絡先:
〒530-0047大阪市北区西天満4-8-2北ビル本館301号 北本法律事務所内
FAX: 06-6365-0009
公式ホームページ http://yamazakiproject.com/
E-mail monument108@gmail.com

協賛:一般社団法人 大阪自由大学(Osaka Freedom University)
ホームページ http://kansai.main.jp/



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