「私にとっての10・8」に折原浩さんの新規寄稿を掲載。

 賛同人の折原浩さん(東大闘争特別弁護人)から「私にとっての10・8」の寄稿がありました。碑の建立を始めとする当プロジェクトの目標実現への折原さんの熱い思いを込めた1万2000字を超える長文です。ぜひご一読ください。
 寄稿に当たっての折原さんのメッセージを下記にご紹介します。
 皆様。お一人でも多くの方が賛同人になって下さいますよう、どうかよろしくお願いいたします。
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「ずっと以前、今年(2015年)の春でしたでしょうか、「10・8山﨑博昭プロジェクト」の発足直後、山本義隆君の呼びかけを受け、「東大闘争裁判特別弁護人」として、賛同人のひとりに名を連ねたのですが、この12月6日、事務局から賛同人一同に「一口メッセージ」を寄せてほしい、という要請がありました。昨今では「東大闘争裁判特別弁護人」と名乗っても、なんのことか、何者なのか、分かってはいただけない方も多いのではないかと思い、自己紹介も兼ねて、(直接の面識はないのですが) 山﨑博昭君との (わたしにとってもじつは深い) かかわりを、1960年代の精神史のなかで確認しようと、一文を草し始めたのですが、思いがけず、とめどなく膨れ上がりました。

 山﨑博昭君は、ご記憶の方も多いと思いますが、1967年10月8日、佐藤栄作首相の南ベトナム訪問に反対するデモに加わり、羽田・弁天橋で警察官に撲殺された京大生です。「10・8山崎博昭プロジェクト」は、かれの死を悼み、志を偲び、わたしたち自身がどう引き継いでゆくか、現場にモニュメントを立てるという目標に向けて、議論の輪を広げながら、わたしたちの反戦・反権力の決意を、モニュメントに刻み出し、同世代者の闘いの「よすが」にすると同時に、「歴史」の一契機として、次世代に伝えていこうとする企画です。山本君ほか、山﨑君の出身校の同期生・同窓生や、その他、志を同じくする人々が発起人となって立ち上げました。広く賛同人をつのり、議論を広げていますので、ぜひ、Webページ (yamazakiproject.com) を開いてごらんになってください。……(中略)」

「……議論の輪を広げ、碑を立て、「歴史」を創ろうではありませんか。」

(「折原浩のホームページ」の「年次報告」http://hwm5.gyao.ne.jp/hkorihara/nenjihoukoku2015.htm )
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