上野千鶴子さん、連載コラムで10・8羽田50周年に寄せる思い綴る

「山崎くんの遺影は私に問いかける」

 上野千鶴子さんが朝日新聞に連載コラム「北陸三昧」を執筆しています。その第32回は、「こんな世の中に誰が…」というタイトルで、10・8羽田闘争から50周年の記念集会(東京・主婦会館)に参加されたこと、そこでの痛切な思いが綴られています。上野さんは京都大学文学部で山﨑博昭君と同期生でした。

 
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 171027上野千鶴子「こんな世の中に誰が…」(「朝日新聞」大阪本社版石川県内版)171027)

 この中で、上野さんは、「山﨑くんたちは、アメリカの戦争に反対していただけではない。アメリカの「共犯者」だった日本にも反対したのだ」と、かつての10・8羽田闘争の意味を改めて確認しています。そして、「で、オマエはこの半世紀、何をしてきたのか?と18歳で時間がとまったままの山崎くんの遺影は、わたしに問いかける」と記しています。50周年記念集会に参加した人々の共通の思いだったのではないでしょうか。



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