秋の東京集会、田尾陽一さんの講演と若者トーク

秋の東京集会、田尾陽一さんの講演と若者トーク

 
会場                  ▲開会あいさつ

 2021年、秋の東京集会が10月9日(土)、約70人の参加で開かれました。発起人の佐々木幹郎さん(詩人)が司会をつとめ、「ベトナム反戦から、福島のいま」というタイトルをつけた意味が語られ、集会が始まりました。

 
受付風景


主催者あいさつ

 
「きみが死んだあとで」を上映      ▲代島監督から報告

 発起人代表の山﨑建夫さんが大阪から上京し、主催者あいさつを述べました。
 その後、長編ドキュメンタリー映画「きみが死んだあとで」について、監督の代島治彦さんが全国での上映状況について説明。次いで、実際には撮影されながらも、時間の関係で収録できなかったフィルム(同名の著書には収録されている)を上映しました。


山本さんが講師紹介

 
田尾陽一さんが講演

 発起人の山本義隆さん(科学史家、元東大全共闘代表)が第1部の講師である田尾陽一さん(「ふくしま再生の会」理事長、元物理研究者)について、簡潔に紹介。
 登壇した田尾陽一さんはパワーポイントを使いながら、近刊の著書『飯館村からの挑戦』の内容と重ねた活動を説明。また同書ではあまり触れられなかった東大ベトナム反戦会議での活動のことなどにも話は及びました。

 
コーディネーターの小林哲夫さんと若者たち

 休憩後、第2部に入り、『高校紛争 1969-1970』や『シニア左翼とは何か』などの著書があるジャーナリストの小林哲夫さんがコーディネーターとなり、2人の大学生が登壇し、それぞれの問題意識や活動について積極的に語りました。
 ※田尾さん講演と大学生の発言の詳細は追ってご報告します。

 

質疑応答

 田尾さんの講演と大学生たちの話をめぐって、会場から質問が寄せられました。浪江町に移住予定の方からの発言、自然との共生とアートとのコラボをめぐる質問、福島県田村町生まれの方からの政府公金の村おこしとの関係についての意見など、問題の核心に迫る議論となりました。


閉会あいさつ

 最後に司会の佐々木さんが10・8山﨑博昭プロジェクトを立ち上げて7年、たんたんと活動を積み重ねてきたことを語り、これからも地道に当プロジェクトを進めていくことへの協力を呼びかけ、東京集会を終えました。

10・8山﨑博昭プロジェクト 事務局



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