10・8 山﨑博昭プロジェクト

№4(2017年6月17日):ご挨拶/山﨑建夫、三つの事業計画の進捗状況報告、ベトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での展示日程 他

10・8山﨑博昭プロジェクト・ニュース(№4)

2017年6月17日 発行・「10・8山﨑博昭プロジェクト」事務局
(104-0061)東京都中央区銀座8-10-6銀座 MEピル3F
東京銀座総合法律事務所内 FAX:03-3573-7189 E-mail:monument108@gmail.com

http://yamazakiproject.com/

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 2016年11月から2017年6尽までの「10・8.山崎博昭プロジェクト」の活動記録と今後の予定を「ニュース」としてお伝えします。
 2017年10月8日の50周年記念日まで、あと4ヵ月です。わたしたちの3年間の活動の成果がいよいよ実を結ぼうとしています。
 反戦の炎を絶やさないために、今後とも応援をよろしくお願いします
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▲現在の羽田・弁天橋(2014)     ▲山﨑博昭(1967)
 
▲2016年10月8日、弁天橋 追悼式    ▲2016年10月8日、献花

<ご挨拶> 10・8山崎博昭プロジェクト代表 山崎建夫

 いよいよ50周年を迎えました。1.記念碑の建立、2.記念誌の作成、3.ベトナムでの反戦展示という私たちの計画は実現しつつあります。
 2013年から3年余、それぞれ自身の職業や活動をお持ちの多忙な方々の協力を得てここまで来られました。感謝!感謝!です。講演会活動を通じて賛同下さった方々にも勿論です。
 記念碑は墓石に墓誌を刻む形で6月に完成しました。小さな墓誌ですが反戦の熱い志を込めました。建碑式はお寺さんの意向もあり少人数で執り行いましたが、しめやかにそして静かに闘志を確認しあうものとなりました。
 記念誌は60編の原稿で編集作業に入っています。投稿を読ませて頂いて、まるで飛び散った弟の血が当時の若者の血となって甦っているような気がしました。
弟の後にも、由比忠之進、白川和夫、糟谷孝幸、榎本重之、東山薫、永田典子…と老若多数の血が流されています。
 50年前には想像もできなかった時代になってきました。機密保護法、戦争法、共謀罪、改憲と粛々と「合法」的に戦争国家へと変貌しようとする国策を認めることはできません。
嘘が暴かれても、論理が破綻しても、数の力を頼りに強権的に乗り切ろうとする政権の暴走は許せません。しかし、不屈の人々も数多くいます。
 『徴兵は命かけても阻むべし母・祖母・おみな牢に満つるとも』(石井百代)。私の好きな歌です。
 ペトナムでの反戦展示も今夏8月実現する運びとなりました。体力的に厳しい時期ですし、費用もかかりますが、皆様の協力を得て成功させたいと思います。
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賛同金・振込先 本プロジェクト基金へのさらなるご支援をお願いします。
➊三菱東京UFJ銀行・銀座通支店(店番024)
普通預金□座番号0375980
口座名義10・8山崎基金(ジュッテンハチヤマザキキキン)
➋ゆうちよ銀行 記号10130番号96337621
口座名義10・8山崎基金
・他の金融機関から「ゆうちよ銀行」に振込む場合
店名(018) 店番(018)普通預金□座番号9633762
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<3つの事業計画の進捗状況報告>

➊モニュメントの建立


▲福泉寺

 モニュメントは、羽田空港近く、萩中公園の隣にある「福泉寺」(大田区萩中3-27-10。京浜急行空港線「大鳥居」、駅下車15分)の墓地に、墓石・墓碑として建立することになりました。墓石には「山崎博昭」と刻みました。書道家・川上吉康氏(大手前高校同期生)が、中国古代の漢字書体「金文(きんぶん)」で揮毫したものです。「金文」は青銅器の表面に刻まれた文字です。墓誌には、右の文章を刻みました。

◎モニュメントの「建碑式」◎
 2017年6月17日(土)14:00から、福泉寺本堂で、山崎家遺族、発起人、関西運営委員会、事務局が参加して、建碑慶賛法要を営みました。寺院側からの要望で、参加人数を制限することになり、みなさまには事後報告となったことをお詫びします。墓石・墓誌の一般公開は、10月8日(日)の50周年記念日です。

▲墓誌に刻まれた文章と墓石の金文書体刻銘

➋記念誌の刊行

 「山崎博昭追悼50周年記念誌」は、当初予定していた冊子形式ではなく、2分冊の単行本として刊行することになりました。多くの方々から、10・8当日の記憶とその後の50年について、感動的な投稿原稿をたくさんいただきました。そのすべては、第1巻「文集篇」に収録します。そして、第2巻を「記録篇」として、当時の関連資料などのアーカイブとします。編集委員は、山崎建夫、山本義隆、辻恵、三田誠広、佐々木幹郎です。

【第1巻】「かつて10・8羽田闘争があった一山崎博昭追悼50周年記念・文集篇」(仮題)
・発行日/2017年10月1日(予定) ・416頁 ・予価4、000円 ・2、000部
・発行/合同フォレスト ・発売/合同出版
・内容:①グラビア写真(山崎博昭アルバム、羽田闘争と弁天橋) ②山崎博昭の生涯(山崎建夫) ③山崎博昭の日記十対話十書簡十年譜 ④10・8から50年を経て(投稿原稿60篇) ⑤50年後の死因究明など
【第2巻】「かつて10・8羽田闘争があった一山崎博昭追悼50周年記念・記録篇」(仮題)
・発行日/2018年6月1日(予定) ・416頁 ・予価4、000円 ・2、000部
・発行/合同フォレスト ・発売/合同出版
・内容:①1967年10月8日の羽田・弁天橋の時系列写真アーカイブ ②死因究明の関連資料 ③10・8羽田闘争の反響(新聞、雑誌、知識人の声明、冊子、チラシ、写真集、映画、演劇などの情報) ④10・8羽田闘争がもたらしたもの(当時の詩歌、小説、評論、エッセイなど) ⑤10・8羽田闘争の彼方へ(ペトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での展示内容、「10・8山崎博昭プロジェクト」の記録など)

 第1巻、第2巻とも、1967年から50年後に初めて発表される現場証言が多数あり、歴史的事実を踏まえた同時代史として、たいへん貴重な資料となっています。現在、編集委員会で編集を進めていますが、今回の機会を逃せば二度と刊行出来ない書物だ、という鮮烈な思いを、何度も噛みしめています。そのために丁寧な編集を心がけています。

 みなさまに、この2巻本の読者になっていただきたく、また、この本の販売のご協力をお願いいたします。本を通して新たに賛同人の輪を広げることができればと願っています。また全国各地の図書館に購入希望を申し出てくださることを望んでいます。わたしたちの現在の基金では、刊行費用をすべて賄いきれません。第1巻の販売収入を第2巻の出版費用にあてる予定です。本プロジェクト基金へのさらなるご援助を、切望しています。

➌ベトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での展示

 
▲戦争証跡博物館 右から4人目が館長   ▲戦争証跡博物館の下見

 「プロジェクト・ニュースNoご3」でも記しましたが、ペトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での「日本のベトナム反戦闘争とその時代展」のために、わたしたちは2016年8月8日から、クラウドファンディングを立ち上げました。ペトナム展企画の資金調達のために始めたクラウドファンディング―“「日本のベトナム反戦闘争とその時代」展をホーチミン市で開催!”―は、2016年11月4日、無事目標額の151万円に到達することができました。心から感謝と御礼を申し上げます。
 クラウドファンディング開始から3ヵ月弱で、目標額151万円に対して154万1000円の支後金を119人の方たちから寄せていただきました。クラウドファンディングに直接アクセスされた方が51人、事務局代行依頼の方が68人でした。ほんとうにありがとうございました。短期間にこれだけの支援を寄せてくださった皆様の熱意と期待をしっかりと受けとめ、ペトナムでの展示と交流の成功に努めます。
 なお、2016年6月、東京で催された展示会よりも、同年10月の京都精華大学での展示会では、展示資料や写真およびその時代の遺品などが発掘・増加され、好評を博しました。2016年の2回の日本での展示会の経験を踏まえて、2017年3月12日から15日まで、本プロジェクトのペトナム企画担当メンバー(山本義隆、辻恵、大谷行雄、佐々木幹郎)がホーチミン市を訪問。戦争証跡博物館で、館長と面談し、開催期日と展示内容の詳細を打ち合わせしました。それにしたがって、現在、展示資料を精選しています。
 ベトナムで、日本の1960年代・70年代のベトナム反戦闘争を豊富な資料で再現しようとするこの展示会は、大きな歴史的意味を持つものと考えています。ペトナムの人々、とくに若者だちとの交流を持つことを含めて、戦争反対の国際的ネットワークづくりにも繋がるものにしたい思います。反戦の意志を世界の人に広める為、私たちは挑戦を続けます。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。
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◎ベトナム・ホーチミン市「戦争証跡博物館」での展示日程、ベトナム・ツアーのご案内
    限定! 先着50名様/6月23日(金)締切
『日本のベトナム反戦闘争とその時代展』
期日:2017年8月20日(日)~10月19日(木)
主催:10・8山崎博昭プロジェクト十ホーチミン市戦争証跡博物館

 8月20日の会期初日には、戦争証跡博物館1階ホールで、ペトナム政府関係者、ベトナム日本友好協会ホーチミン支部関係者を含め、多数の来賓の方々をお迎えして、オープニング・セレモニーを関催します。このセレモニーヘの参加日にあわせて、戦争証跡博物館展示会への参加と、南ベトナム解放民族戦線の兵士たちのゲリラ戦根拠地だったクチトンネル、米軍が散布した枯れ葉剤の被害者保護・リハビリ施設であるツーズー病院「平和村」への訪問を含めた、「戦争と平和を考えるベトナム・ツアー」を企画しました。
 8月19日(土)日本を出発し、24日(木)に帰国という日程です。詳細は「ベトナム・ツアー案内と申込書」をご参照ください(別添)。締切は6月23日(金)、先着順50名を募集します。賛同人の方々のご参加を願っています。
【お問合せ・お申し込み先】10・8山崎博昭プロジェクト ペトナムツアー係
FAX : 03-3573-7189  E-mail:monument108@gmail.com
担当:大谷(080-4617-9028)
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<イベントのお知らせ>

【東京・ベトナム】
●6月17日(上)18:00~20:40第2回「発起人・賛同人会議in東京」
       於:四谷・主婦会館プラザエフ・8階「スイセン」
●8月20日(日)(時間未定)ペトナム・ホーチミン市戦争証跡博物館「日本のベトナム反戦闘争とその時代展」
       オープニング・セレモニー(戦争証跡博物館ホール)
●8月19日(上)~24日(木)「戦争と平和を考えるベトナムツアー」
       南ベトナム解放民族戦線根拠地・クチ地区見学、
       ホーチミン市ツーズー病院訪問など
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山崎博昭追悼50周年記念集会
●10月8日(日)10:30~羽田弁天橋山崎博昭追悼/献花と黙祷
       モニュメント一般公開(福泉寺)
●10月8日(日)16:20~「山崎博昭追悼50周年記念集会」
       於:四谷・主婦会館
   第1部 「10・8山崎博昭プロジェクト」の3つの事業の報告
       ビデオ放映(「建碑武」「戦争証跡博物館展示」などの記録)
   第2部 10・8羽田闘争と現在そして未来へ
       詩「死者の鞭」(佐々木幹郎作)朗読/品川徹
       記念講演/水戸喜世子・他(講師交渉中)
        
       ▲品川徹さん    ▲水戸喜世子さん

   第3部 音楽とトーク「私にとっての10・8を語る」
       山崎博昭追悼・短歌絶叫コンサート/福島春樹
       発起人・賛同人たちが語る
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【関西】
●7月8日(上)14:00~17:00第1回「発起人・賛同人会議in関西」
於:エルおおさか南館1023号室
20代30代の若手研究者4名から、10・8羽田闘争及び60年~70年代の反戦闘争に対する研究
成果に基づく問題提起を受け、10・8羽田闘争を如何にして次の世代に継承できるかを討論する。
●11月12日(日)13:00~17:00「50周年記念集会in関西」(場所未定)
ビデオ放映(建碑式・50周年法要・ホーチミン戦争証跡博物館展示会の記録)
記念講演(講師交渉中)

◎発起人会議の記録(開催日のみ)
2016年10月27日(木)第23回/11月29日(火)第24回/12月20日(火)/2017年1月23日(月)
第26回/2月28ロ(火)第27回/3月12日(日)~15日(水)ペトナム・ホーチミン市訪問。戦争証跡博物
館館長およびスタッフと博物館展示企画打ち合わせ/3月28日(火)第28回/4月24日(月)第29回/5月
29日(月)第30回。

◎関西運営委員会の記録(開催日のみ
2016年10月1日(土)第13回/11月6日(日)第14回/12月4日(日)第15回/2017年1月21日(土)第16回/2月24日(金)第17回/4月8日(土)第18回/5月20日(土)第19回
                                    (おわり)



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